JWJW Sync

複数の端末で JW Library の内容をそろえておく方法

JW Library には端末間の同期機能がありません。スマホ・タブレット・パソコンでノート・ハイライト・しおりを同じ状態に保つための、簡単でプライベートな手順を紹介します。

二台の端末で研究している人はたいてい同じ形で問題に気づきます。タブレットで書いたノートが携帯電話にない、しかし片方のバックアップをもう片方で復元すれば、そちらにあったものが消えてしまう ── という具合です。JW Library に同期はなく、復元は意図的に「全部か無か」です。端末をそろえておくには設定ではなく手順が要ります。

JW Library は個人研究のデータを端末間で同期しません。スマホからタブレットへノートを運んでくれるアカウントは存在しないのです。公式の仕組みは「バックアップと復元」で、復元は端末のデータをまるごと置き換えます。では、何も失わずに2台や3台の端末を同じ状態に保つにはどうすればよいのでしょうか。

答えは「統合してから復元する」という短い手順です。毎週または毎月行えば2分ほどで済み、どの端末にも完全なライブラリーが残ります。

手順

  1. すべての端末でバックアップを作る

    各端末で「個人研究」→ 3点メニュー →「バックアップと復元」→「バックアップを作成」。端末ごとに .jwlibrary ファイルが1つできます。

  2. jwsync.org でバックアップを統合する

    すべてのファイルを読み込みます。JW Sync が各端末のノート・ハイライト・しおり・タグを1つの .jwlibrary に統合します。ブラウザー内でローカルに処理され、アップロードは一切ありません。

  3. 統合ファイルをすべての端末に復元する

    「バックアップと復元」→「復元」で統合ファイルを選びます。これですべての端末が同じ、完全な内容になります。

  4. JW Sync にリマインドしてもらう

    JW Sync で同期リマインダー(毎週または毎月)をオンにすると、手順を繰り返す時期に知らせてくれます。保存した端末も覚えているので、次回からはさらに手早く済みます。

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いちばん新しいバックアップを復元すればよいのでは?

「いちばん新しい」は1台の端末の状態しか反映していないからです。同じ週にスマホで集会のノートを取り、タブレットで研究のノートを取ったなら、どちらのバックアップにも相手にない内容が入っています。片方をもう片方に上書き復元すれば、作業の半分が失われます。この手順を安全にしているのは統合なのです。

どのくらいの頻度で同期すればよいですか

研究の仕方に合わせてください。毎日使う端末が2台なら、週に1回が快適です。集会のときだけ出すタブレットなら、月に1回で十分です。間隔が空いても、統合する量が増えるだけで、その間に何かが失われることはありません。

本当の同期が存在しない理由

JW Library には、個人研究のデータを端末から端末へ運ぶアカウントがありません。ノート、ハイライト、しおりはそれぞれの端末の中のデータベースにあり、そこにとどまります。それらを動かす公式の手段は「バックアップと復元」だけで、復元は対象の端末のデータを統合するのではなく置き換えます。ですから別々に使っている二台は、何かが統合しないかぎり永久に離れていきます ── 下の手順はまさにそのためのものです。

主となるファイルを一つ持つ

統合したファイルを「今の主ファイル」として扱うと、この手順はうまく回ります。一巡ごとに全端末のバックアップを取り、それらを統合し、結果をすべての端末で復元します。その統合ファイルが次の巡回の主ファイルになります。日付を付けた主ファイルをクラウドに残しておけば、同期のしくみと履歴の保管を同時に得られます。うっかり何かを消しても、以前の主ファイルにはまだ残っています。

しばらく一台を外していた場合

何も失われません。何巡か外れていた端末は単に古いデータを持っているだけで、ようやく加えたときにそのノートがほかのものと並んで統合され、重なる項目は重複ではなく GUID で対応づけられます。判断が要るのは、前回の統合以降に同じノートを二台で編集した場合だけで、それは競合レビューに両方の版が並んで表示されます.

どのくらいの頻度なら十分か

やり直したくない作業量に合わせてください。ほぼ毎日二台で研究するなら週に一度、片方をたまにしか使わないなら月に一度で十分です。大切なのは、取り返しのつかないこと ── 端末の買い替え、初期化、修理 ── の前に済ませておくことです。差が損失に変わるのはそのときだからです。

携帯電話、タブレット、Windows 版をまとめて

この手順は端末の数にも種類にも左右されません。それぞれのバックアップを取り、一度にすべて統合し、統合ファイルをすべての端末で復元します。準備に使う Windows のパソコンと集会に持っていく携帯電話は、携帯電話二台とまったく同じように統合できます。どのプラットフォームも同じバックアップ形式で書き出すからです。

競合を起こりにくくする

競合が生じるのは、統合と統合の間に同じノートを二台で編集したときだけです。実際にはまれですし、書くのを一台に絞れば ── 読むのはどこでも、入力はいつもの端末で ── さらにまれになります。統合の間隔を詰めれば差が生じうる時間そのものが短くなり、どちらが新しいかを覚えておこうとするより確実です。

この手順が報われるところ

端末をそろえておく値打ちは、整っていることではありません。どの端末もが研究の蔵書の完全な控えになる、ということです。どれか一台を失っても壊しても残りがすべてを持っているので、最悪の事態が「何年ぶんものノートの喪失」から「面倒ごと」に変わります。一台だけでバックアップを取る習慣では得られない強さです。

よくある質問

JW Sync はバックグラウンドで動きますか
いいえ。これはウェブページであり、インストールされるサービスではありません。端末をスキャンするものは何もありません。手順を実行するのはあなたが決めたときだけで、任意のリマインダーは単なる通知です。
3台以上でも同期できますか
はい。それぞれをバックアップし、すべてのファイルを読み込み、1回統合して、統合ファイルをすべての端末に復元します。
同じノートを二台で編集してしまったら。
選ぶまで両方の版が保たれます。競合レビューが語単位の差分とともに並べて表示しますし、より内容の多いほうを提案させることもできます。
復元する順番は関係しますか。
関係しません。統合ファイルさえできていれば、どの順で各端末に復元しても、すべてが同じ完全な状態になります。
三台以上でもそろえられますか。
できます。それぞれのバックアップを取り、まとめて同じ統合に読み込ませてください。端末の台数による制限はありません。
自動化できますか。
完全にはできません。JW Library に同期の窓口がなく、復元の手順はアプリの中で行うためです。手作業でも慣れれば二分ほどです。
二台目では読むだけの場合も統合が必要ですか。
そちらで書き込まないのであれば、今のノートを持たせるために時々復元するだけで足ります。

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